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神経消化器病学会全国会で便秘診療に関する研究発表を行いました

2026年10月8日(木)・9日(金)、埼玉県さいたま市で開催された「神経消化器病学会 全国会」に参加し、便秘診療に関する研究発表を行いました。

2019年より函館・札幌で便秘外来を開設し、これまで800人以上の患者さんの診療に携わってきました。これまでの学会発表では、超音波検査(エコー)を中心とした内容を多く取り上げてきましたが、今回は初めて、「認知行動療法」の視点から便秘診療にアプローチする取り組みについて発表しました。

便秘を身体と心の両面から考える

便秘は、単に腸の働きだけの問題ではありません。

「毎日排便がなければいけない」という思い込みや、「どうせ治らない」という諦め、「またうまくいかなかった」という自己否定的な考え方など、日常の思考や心理的な要因が、排便に対する不安や行動に影響することがあります。

日々の診療を通じて、こうした思考の癖にも目を向け、身体と心の両面から便秘を捉えることの重要性を実感してきました。

今回の発表では、こうした臨床経験をもとに、認知行動療法の視点を取り入れた便秘診療について紹介しました。

一人ひとりに向き合う便秘診療を目指して

発表後には、心療内科の先生から「便秘診療の新しいアプローチですね」と声をかけていただき、大変励みになりました。

便秘診療では、薬による治療だけでなく、患者さん一人ひとりの考え方や生活背景にも目を向けることが大切です。

今後も、科学的根拠(エビデンス)に基づいた診療と情報発信を続けながら、薬を処方するだけで終わらない、より良い便秘診療を追求してまいります。

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